お知らせ

【終了しました】2018/2/7(水)精神科病院に入院中の人々のための権利擁護の実現に向けて ~日精協によるアドボケーターガイドラインはあかん!!!~

2017.12.21 UP

2018年2月7日、院内シンポジウム「精神科病院に入院中の人々のための権利擁護の実現に向けて~」(in 東京)が無事に終了しました。後援していただいた皆様、当日の運営・設営に協力していただいた皆様、大変ありがとうございました。

当日は、予想を超えた130名近くの方に参加していただくことができました。

また、院内シンポジウムの後は、厚生労働省との間で、精神科病院に入院中の方のための権利擁護システムの構築に向けて意見交換を行うことができました。

当日の資料の一部はこちら

また、人権センターニュース2018年2月号でも、当日の内容について報告したいと思いますので、ご期待ください。

今後とも、当センターの活動の拡充に向けて、ご支援、ご協力をよろしくお願いします。

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 政府は2018年度予算案に「意思決定支援等を行う者に対する研修の実施」のための費用を計上しており、日本精神科病院協会(日精協)によるアドボケーター制度の導入に向けた研修を行おうとしています。

 しかしながら、日本精神科病院協会による「アドボケーターガイドライン」は、人権侵害に対する救済を目的とせず、本人に治療を受けさせることを目的としています。「アドボケーター」は、入院者への直接的な支援が禁止される一方、精神科病院に対する報告義務を負い、また、実施条件・方法が医療機関の裁量に委ねられるなど、精神科病院の管理下でしか活動できません。この制度が導入されると、「アドボケーター」という名称で権利擁護システムが導入されたかのような誤った印象を与え、本来求められるべき権利擁護システムの導入に向けての議論を阻害することになり、その導入による弊害は極めて大きいと考えられます。

 そこで、日本精神科病院協会による「アドボケーターガイドライン」に反対するとともに、本来求められるべき権利擁護システム導入の実現に向けて、本院内シンポジウムを開催いたします。

※当センターによる意見書「精神科病院に入院中の人々のための権利擁護システムの構築を求め、
日本精神科病院協会によるアドボケーターガイドラインに反対する」はこちら

※解説動画はこちら

※院内集会の報告はこちら

 

テーマ 精神科病院に入院中の人々のための権利擁護の実現に向けて
~日精協によるアドボケーターガイドラインはあかん!!!~
開催日時 2018年2月7日(水)12時30分~15時30分


開催場所 参議院議員会館B104会議室(東京都千代田区永田町2-1-1)
入場には入館証が必要です。12時から議員会館1階ロビーで通行証を配布します。

≪最寄り駅≫
国会議事堂前駅1番出口(地下鉄 丸ノ内線・千代田線)
永田町駅1番出口(地下鉄 有楽町線・半蔵門線・南北線)


地図
講師 (1)基調報告
日本の精神医療の現状、どのような権利擁護システムが求められるのか
位田浩(大阪精神医療人権センター共同代表・弁護士) 

「アドボケーターガイドライン」の問題点 
原 昌平(読売新聞大阪本社編集委員・精神保健福祉士) 

(2)リレートーク 
入院経験者/山本深雪(大阪精神医療人権センター・大阪精神障害者連絡会)他、調整中

共催 ◆後援 
DPI日本会議、日本障害者協議会(JD)、全国「精神病」者集団、全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)、全国精神障害者地域生活支援協議会(あみ)、日本精神保健福祉士協会
大阪精神障害者連絡会、大阪精神保健福祉士協会、大阪精神科診療所協会、大阪弁護士会
東京精神医療人権センター、埼玉県精神医療人権センター、兵庫県精神医療人権センター
こらーるたいとう
関連資料 チラシはこちら(PDF)
参加費 無料
注意事項 ※お申込みをもって受付とさせていただき、参加票等の発行は致しません。定員を超える場合は、ご連絡させていただきます。
お申込み方法 【ウェブでのお申し込み】
メールフォームよりお申込みください。

【その他のお申込み】
◆FAX:06-6313-0058
チラシ(裏面)を参加申込書としてご利用ください。

◆Eメール:advocacy@pearl.ocn.ne.jp
タイトルを「2/7申込」として、以下の内容を明記してお送りください。
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4.電話番号            


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現在、当センターの活動には、当事者、家族、看護師、PSW、OT、医師、弁護士、教員、 学識経験者、マスコミ関係者等の様々な立場の方が、世代を超えて参加しています。当センターは精神科病院に入院中の方々への個別相談や精神科病院への訪問活動、精神医療及び精神保健福祉分野への政策提言活動等を行っています。

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