お知らせ

院内集会│神出病院事件を繰り返さないー虐待事件の政策的解決に向けて

2021.04.25 UP

見本誌お申込み

神出病院事件に係る院内集会を開催します。ガイドラインに基づき感染防止策を徹底して開催します。
ぜひ、ご参加ください。


日時:2021年5月11日 11:30〜13:00(11:00開場・ロビーにて入館証をお配りします。)
会場:衆議院第一議員会館・多目的ホール(東京都千代田区永田町2-2-1)
定員:95名・事前申し込み不要
※オンライン有り(事前申込み必須。視聴のみとなります。)

お申込みお問合せ

事務局:神奈川精神医療人権センター
TEL: 045-353-5711
E-mail: kp.kanagawapeer@gmail.com

2020年3月、医療法人財団兵庫錦秀会神出病院において、看護職員による患者への虐待事件が発覚しました。
看護職員らは、逆さにしたベッドにその柵を利用して患者を監禁する、患者を全裸にしてトイレでバケツやホースで水を浴びせかける、患者の頭にガムテープを何重にも巻きつけて車椅子に固定する、患者同士でキスをさせて動画撮影するなどの虐待行為を繰り返していました。
現行の障害者虐待防止法と指導監督制度、入院者の権利擁護について議論を深めていく必要があります。
虐待事件を繰り返さないため、政策的な解決方法を考える院内集会を開催します。
必すマスクの着用と温度調整のしやすい服装等でご参加ください。

私たちの活動は、皆様のご寄付と会費に支えられて継続することができます。例えば、賛助会員として人権センターニュースの購読を2年間継続すると、精神科病院に入院する方へ面会に行くための交通費1回分になります。

  • 3000円の寄付で…30名の方にパンフレットを郵送することができます。
  • 1万円で…2~3名の入院中の方に会いに行くことができます。
  • 3万円で…約2週間の面会活動を支えることができます。
  • 5万円で…6回以上継続して面会している12名の方を続けて応援できます。
    ご寄付は確定申告により税金の控除が受けられます。
  • 趣旨

    神出病院での虐待事件が明らかになってから1年が経つこところです。未だに院内の虐待に関する一連の検証と再発防止が不確かな状況に、医療不信が高まるばかりです。残念ながら、このような虐待事件は枚挙に暇がない状況が続いていますが、精神科病院での虐待問題を防ぐための道筋はいまだに見えてきません。この度、課題意識を同じくする全国のネットワークの有志により、政策的な解決を見据えた①障害者虐待防止法改正、②指導監督制度見直し、③権利擁護者(アドボケイト)制度化、以上の3点を求める院内集会を開催します。

    基調報告

    ・長谷川利夫(杏林大学)/桐原尚之(全国「精神病」者集団)

    特別発言

    ・吉田明彦(兵庫県精神医療人権センター)
    ・小山聡子(日本女子大学)
    ・窪田澄夫(日本精神科看護協会)
    ・山本深雪(大阪精神医療人権センター)

    共催・後援

    共催:神奈川精神医療人権センター、埼玉県精神医療人権センター、東京精神医療人権センター、兵庫県精神医療人権センター、認定NPO法人大阪精神医療人権センター、大阪精神障害者連絡会、NPO法人横浜市精神障害者地域生活支援連合会、精神障害当事者会ポルケ、NPO法人こーらるたいとう、全国「精神病」者集団、NPO法人日本自立生活センター、認定NPO法人DPI日本会議

    後援:NPO法人全国精神障害者団体連合会、NPO法人全国精神障害者地域生活支援協議会、認定NPO法人地域精神保健福祉機構、一般社団法人日本精神科看護協会、公益社団法人全国精神保健福祉会連合会、日本障害フォーラム、認定 NPO法人 日本障害者協議会、日本弁護士連合会、公益社団法人日本精神保健福祉士協会(予定)

    [2021/04/30 更新]
    [2021/05/02 更新]
    [2021/05/11 更新]

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    現在、当センターの活動には、当事者、家族、看護師、PSW、OT、医師、弁護士、教員、 学識経験者、マスコミ関係者等の様々な立場の方が、世代を超えて参加しています。当センターは精神科病院に入院中の方々への個別相談や精神科病院への訪問活動、精神医療及び精神保健福祉分野への政策提言活動等を行っています。

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