密室性・閉鎖性が高く、事件化は氷山の一角です
精神科病院への入院は、行動や持ち物が制限されることがあります。そのため犯罪被害にあっても外部への連絡手段がかぎられているため相談することに困難が伴います。また病状の一部と決めつけられたり、自らが持つ偏見やあきらめざるを得ない環境に、相談することや被害を訴えることに大きなエネルギーを要します。
このため、報道されている事件や、係争中のケースなどは氷山の一角にすぎません。
精神科病院における事件・犯罪被害や人権侵害は頻繁に発生しているにもかかわらず、被害に遭っても相談へのハードルが非常に高い現実があります。