なぜ…無くならない精神科病院内での暴行・虐待・人権侵害

「大和川病院事件が繰り返されている」この事件の一報が入ってきたときに最初にこう思った当センターの関係者は少なくありませんでした。
2023年2月、東京都にある滝山病院で看護師による患者への暴行事件が報道によって世間に明るみに出ました。患者から相談を受けた代理人弁護士が調査し、刑事告発したことを受け、警視庁が2月14日に看護師の1人を逮捕し、15日にはその件と他3名の看護・准看護師による入院患者への暴行疑いで同病院に捜査にはいりました。2023年5月現在までに最初の1人を含め計3人の看護師を患者への暴行容疑で警視庁が立件しています。
当センターでは、関係各所に（１）病院の実態調査と入院者の救済策、（２）実効性のある再発防止策を提案するため、意見書を提出しました。
意見書と補足説明の全文

人権センターニュースの購読は、年間3000円より【入会はこちら】

【意見書】精神科病院の虐待・人権侵害を断ち切るために詳細
関連資料│630調査と死亡退院

▽～ご家族だけで抱え込まないで～／
▽報告　２０２２年度　権利擁護システム研究会／第１回　家族の立場から
第２回　ケアの脱家族化の阻害要因　第３回　精神障がい者家族会について
▽ソーシャルアクションのすすめ
▽書籍紹介／西成のコミュニティ支援の輪のなかで「家族」を捉え直す人たちの姿を描いた、心温まる本
「家族」を超えて生きる　著者：山本 智子さん
▽家族の声（2022年12月～3月）
▽入院中の方の声（2022年12月～3月）

——————————————-
例えば、人権センターニュースを2年間購読すると、精神科病院に入院する方へ面会に行くための交通費1回分になります。