
精神科病院での治療について「隔離や拘束はせざるを得ない」「医療保護入院はどうしても必要だ」など、様々なことが言われています。けれども、それをやっていない他の国と比較をすると「本当にそれは必要なのだろうか」という疑問がわき、日本における精神科特有のものの見方や言い方、あるいは『治療文化』と言われているものがあるのではないか、本当にそれで良いのかどうか、わからなくなってしまいます。
治療文化については2020年度の当センターの権利擁護システム研究会のテーマとして取り上げてきました。本講演会は、くるみざわさんのお話に加え、当事者の方と看護師の方からもお話しいただき、『治療文化』についての検討を深めていきたいと考えています。
コーディネーター 竹端寛