私はコロナ感染が起こり始めたころから精神科病院における新型コロナ感染状況の情報を積極的に集めてきた。コロナ感染が世界的なパンデミックとなる中で、自由を奪われて三密状態に収容されている精神科病院の構造的問題から、大きな被害になるリスクが高いと考えて、情報を集めて発信してきた。
2021年6月10日時点で把握できた分だけで、院内感染146病院、陽性患者数4,667人、職員ら1,359人、合計6,026人、死亡患者数141人だった(職員のみの感染は集計では除外。報道されない院内感染も多く、病院のサイトのチェックで偶然見つかる事も多かった。) 。
人権センターニュース159│コロナ禍での取り組み~緊急で必要なこと~(2021年10月号)
2021.12.24 UP
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▼特集
コロナ禍での取り組み~不要不急緊急で必要なこと~
▽精神科病院と新型コロナ感染症について
▽新型コロナウィルス感染症の中での活動報告
電話相談/面会活動/オンライン面会/
療養環境サポーター活動/権利擁護システム研究会
▼ご報告/2021年7月31日オンラインシンポジウム 精神科アドボケイトの実践と可能性~虐待防止と医療の質向上のために~
▽制度化に向けて/原昌平(ジャーナリスト 理事)
▽精神科アドボケイトを利用して/三矢さん(入院経験者)
▽面会活動に参加して/中北清さん(精神科アドボケイト)
▽精神科病院と療養環境サポーター/長尾喜一郎さん(大阪精神科病院協会会長・ねや川サナトリウム理事長)
▽大切にしていること/山本深雪(副代表)
▼入院者の声
人権センターニュースのご案内人権センターニュースは、精神科医療の権利擁護と精神保健福祉について当事者、家族、医療・福祉従事者、学生、教員、弁護士、市民それぞれの立場を超えて、安心してかかれる精神医療の実現に向けて、一緒に考えるための情報誌です。
人権センターニュース157│精神科アドボケイトってなに?(2021年4月号)当センターでは、2021年3月に個別相談活動と訪問活動の活動参加者のみなさまに、「権利意識やセルフアドボケイトをテーマに、具体例と思い出した場面やその時の思いをお寄せください」というお願いをし、約20名の方がお返事をくださいました。