お知らせ

人権センターニュース168│『精神科アドボケイト』の制度化 ~その可能性と課題~(2023年度秋号)

2024.01.12 UP

当センターが取り組んでいる活動として、入院中の方から相談をうけて面会に行く個別面会活動と、精神科病院を訪問して入院者から話を聞いたり病棟内の設備を見たりして、病院の療養環境の改善を要請していく病院訪問活動があります。わたしたちは微力ながら、こうした「精神科アドボケイト」の取り組みが日本の精神医療を変えていくことにつながると考えています。
今回の精神保健福祉法の改正では、「入院者訪問支援事業」が創設されました。
その内容には課題も見受けられますが、精神科に入院中の方の権利擁護が拡充する可能性もあります。安心してかかれる精神医療の実現にむけて、よりよい制度にしていく必要があります。
「精神科アドボケイト」および「入院者訪問支援事業」の制度化による可能性と課題について、それぞれの立場より登壇いただきました。

  • 大阪精神医療人権センター設立38周年を迎えて/大阪精神医療人権センター・共同代表位田浩
  • シンポジウム『精神科アドボケイト』の制度化~その可能性と課題~
  • はじめに/藤原理枝・大阪精神医療人権センター理事
  • 入院者訪問支援事業とは/名雪和美さん・厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課
  • 精神科アドボケイトとは/藤井千代さん・国立精神・神経医療研究センター
  • 面会活動参加者の立場から/山本深雪・大阪精神医療人権センター副代表
  • 入院体験者の立場から/三矢さん・入院経験者
  • 本制度に期待すること/籠本孝雄さん・大阪府こころの健康総合センター所長
  • 制度化にむけてどのように取り組んできたか/彼谷哲志さん・大阪精神医療人権センター個別相談検討チーム
  • 面会を再開しています
  • 面会活動参加者経験交流会をしました
  • 入院中の方の声(2023年4月~6月)

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