【終了しました】2018/11/17設立33周年記念講演会 精神科病院に入院中の方のための権利擁護の拡充に向けて ~今、私たちができること~ ご案内
2018.07.27 UP
日本の精神科病院では、多すぎる入院者数、強制入院、長期入院を含む社会的入院、閉鎖処遇・身体拘束・隔離を含む行動制限があり、精神障害者の人権が制限され、当たり前に地域で生活し、必要なときに安心してかかれる医療が整備されているとはいえません。この現状は、精神科病院に入院中の方のための権利擁護システムが不十分であることが一つの原因にあると思われます。
そのため、当センターでは、設立以来、声をきくという重要な価値観を実践するため、主に精神科病院に入院中の方から、手紙、FAX、メール、電話及び面会による個別相談を実施しています。もっとも、このような権利擁護活動について、全国的に十分に浸透しているとはいえず、また、この個別相談活動の意義、役割、実践方法が十分に理解されているとはいえません。
そこで、当センターにおける個別相談活動の現状と課題、今後の展望ともに、大阪府以外の地域で権利擁護活動を実践している方等をお招きし、入院中の方のための権利擁護活動を検討し、本来求められるべき権利擁護活動の実現に向けて講演会を企画します。
テーマ | 精神科病院に入院中の方のための権利擁護の拡充に向けて ~今、私たちができること~ |
---|---|
開催日時 | 2018年11月17日(土)13:00~16:35 受付開始 12:30 |
開催場所 | エルおおさか南館5階 南ホール 地図 |
講師 | ≪コーディネーター≫ 原 昌平さん(大阪精神医療人権センター権利擁護システム研究会メンバー・新聞記者) 細井 大輔(大阪精神医療人権センター理事、弁護士) 第1部 基調講演 森 豊さん(弁護士/九州弁護士会連合会精神保健に関する連絡協議会 初代委員長/日本弁護士連合会高齢者・障害者権利支援センター幹事(精神保健福祉PT)) 第2部 報告 (1)入院体験者より (2)大阪精神医療人権センター個別相談ボランティアより 第3部 パネルディスカッション ・星丘 匡史さん(埼玉県精神医療人権センター) ・森 豊さん(弁護士/九州弁護士会連合会精神保健に関する連絡協議会 初代委員長) ・西川健一さん(当センター個別相談活動検討チーム) ・山本 深雪(当センター副代表) |
共催 | 【後援】 DPI日本会議、日本障害者協議会、全国精神保健福祉会連合会、地域精神保健福祉機構、全国精神障碍者地域生活支援協議会、日本精神保健福祉士協会、日本精神神経科診療所協会 大阪精神障害者連絡会、大阪精神障害者家族会連合会、大阪精神保健福祉士協会、大阪精神科病院協会、大阪精神科診療所協会 大阪弁護士会、九州弁護士会連合会 東京精神医療人権センター、埼玉県精神医療人権センター、兵庫県精神医療人権センター |
関連資料 | チラシ(PDF)はこちらです |
参加費 | 500円 |
補足 | 本事業は日本財団助成事業「精神科病院入院者への権利擁護活動の様々な地域への拡充」の一環として実施します。 |
注意事項 | ◆事前申し込み 要 / 申込受付 一般の方は9月15日~、会員(先行予約)は9月5日~ |