お知らせ

【終了しました】総会・記念パネルディスカッション「精神科病院における医療保護入院を考える」

2018.03.07 UP

2018年5月26日、総会・記念パネルディスカッション「精神科病院における医療保護入院を考える」が無事に終了しました。ご参加くださった皆様、準備やお知らせ、当日の運営にご協力してくださった皆様、大変ありがとうございました。

当日は、210名の方にご参加いただくことができました。

人権センターニュース2018年6月号にて、当日の内容について報告したいと思いますので、ご期待ください。

今後とも、当センターの活動の拡充に向けて、ご支援、ご協力をよろしくお願いします。

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総会・記念パネルディスカッション「精神科病院における医療保護入院について考える」のお申込みは、定員に達しましたので受付を締め切らせていただきます。多くの方に関心をもって頂きたいへん励みになります。ありがとうございます。皆様に支えられて当センターは活動を続けることができます。日本の精神医療がかわるためには、もっともっと多くの人たちに現状を共有してもらう必要があります。


お申込み予定の方には、お席をご用意することができずお詫び申し上げます。会場でお目にかかることは叶いませんが、人権センターニュースや各種セミナーでお会いできますことを楽しみにお待ちします。6月7日には大阪精神医療人権センター活動説明会を予定しておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
わたしたちは、小さな市民団体ですが、一人でも多くの人たちに私たちの価値観、大切にしている思いを、より多くの人たちに共有できるように尽力していきたいと思います。どうぞ、ご支援、ご協力をお願いします。

テーマ 総会・記念パネルディスカッション「精神科病院における医療保護入院を考える」
開催日時 2018年5月26日(土)12:50~16:35
(開場12:20)

◆第1部 総会 約1時間半 どなたでもご参加いただけます。
個別相談の拡充に向けた取り組み、精神科病院への訪問活動、2月7日院内シンポジウム「2018/2/7(水)精神科病院に入院中の人々のための権利擁護の実現に向けて」等の報告もします。パネルディスカッションにもつながる内容です。精神科病院に入院中の人々の権利擁護や私たちの活動に関心をお持ちの方はぜひご参加ください。
(1)事業報告
   ①個別相談  角野 太一 (個別相談 検討チーム)
   ②訪問活動  山本 深雪 (当センター副代表)
   ➂政策提言  位田  浩  (当センター代表)
(2)事業計画   上坂紗絵子 (当センター事務局長)
(3)決算・予算他 細井 大輔  (当センター理事)他

◆第2部 記念パネルディスカッション「医療保護入院について考える」 約2時間
精神科病院に入院中の29万人のうち、13万人(約45%)は医療保護入院(強制入院)です。日本の精神医療はこのままでいいのでしょうか?
私たちは2017年4月に権利擁護システム研究会を立ち上げました。本研究会ではこの増えすぎた医療保護入院委ついて、当事者・家族・医療福祉従事者・弁護士等の立場からその原因や問題点を検討してきました。今回のパネルディスカッションでは研究会メンバーを中心に医療保護入院や日本の精神医療の問題点を整理し、これから何ができるか考えたいと思います。

コーディネーター 竹端寛

基調報告 大阪精神医療人権センター権利擁護システム研究会メンバー
① 増え続ける医療保護入院の実情~精神医療政策から考える~
 15年間で措置入院・医療保護入院の年間届出件数が2倍、10年間で身体拘束が2倍、隔離が33%増加した。なぜこんなに増加しているのか?診療報酬等の精神医療政策から考える。

② 法的に見ると矛盾だらけ~法的な観点から医療保護入院の問題を考える~
 憲法・民法・刑法・行政法の観点から見ると、医療保護入院には矛盾点、不合理な点があまりにも多い。医療保護入院の問題点を指摘します。

③ 本人や家族が負担や困難を抱え込まないためにも~医療保護入院の背景を考える~
 本人と家族だけでは、解決できない問題を解決するには、本当に入院しかないのか。医療保護入院の背景、相互作用を考えるとともに、入院以外の選択肢を考えます。
開催場所 エルおおさか本館6階 大会議室
地図
関連資料 チラシはこちらです
参加費 500円
補足 本事業は日本財団助成事業「精神科病院入院者への権利擁護活動の様々な地域への拡充」の一環として実施します。
注意事項 【参加申し込み】受付終了
定員に達しましたので、受付を締め切らせていただきました。

※フォームでのお申し込みの方には自動で受付の返信をお送りしていています。メールアドレスの入力間違いで返信メールが届かない場合や返信メールが迷惑フォルダ等に入ってしまうこともあるようです。ご注意ください。
※5月15日午前9時までにFAX,メールでのお申し込みの方はお申し込みをもって受付とさせていただいています。参加受付票等の発行は致していません。(定員を超える場合のみ、こちらからご連絡させていただきます。)

当センターの活動を維持し、充実させるためにご支援をお願いします。

現在、当センターの活動には、当事者、家族、看護師、PSW、OT、医師、弁護士、教員、 学識経験者、マスコミ関係者等の様々な立場の方が、世代を超えて参加しています。当センターは精神科病院に入院中の方々への個別相談や精神科病院への訪問活動、精神医療及び精神保健福祉分野への政策提言活動等を行っています。

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