大阪精神医療人権センターでは、2020年3月8日には講演会「『精神医療における人権保障の未来』欧州における恣意的拘禁防止の到達点―扉の奥に、事前通告なく踏み入れる世界基準―欧州拷問等禁止条約がある社会の、新たなガイドラインを学ぶ」、2020年3月28日には講演会「欧米の精神科医療における権利擁護システム~本来求められるべき権利擁護システムの構築に向けて~」を予定しています。 そこで、人権センターニュース2020年2月号では、「海外の視点」、「国際的な視点」をテーマとして、日本の精神医療の現状、課題を考える特集を企画しました。 当センターでは、海外の制度から日本の現状を単に批判するのではなく、海外の実践を日本の実践に活かしていくことを目指します。是非、ご一読いただき、安心してかかれる精神医療の実現を目指していくためにご協力、ご支援ください。
人権センターニュース151│【特集】「国際的な視点」から日本の精神医療を考える(2020年2月号)
2020.02.19 UP
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▼ご報告
▽パナソニック NPO/NGOサポートファンド助成決定/平尾 良昭
▽損保ジャパン NPO基盤強化助成決定/渡辺 みちよ
▼特集 「海外の視点」「国際的な視点」から日本の精神医療を考える
▽障害者権利条約 第1回政府審査(於:ジュネーブ)の活動報告/桐原 尚之(全国「精神病」者集団)
▽講演会「精神医療における人権保障の未来 欧州における恣意的拘禁防止の到達点」(2020年3月8日)にて通訳・解説をされる戸塚 悦朗さんにおききしました Q「恣意的拘禁」とはどういうことですか?など
▽「自由こそ治療だ」のイタリア「牢屋こそ治療だ」の日本/大熊 一夫(ジャーナリスト)
▽オーストラリアニューサウスウェールズ州の権利擁護/松本 真由美(精神保健福祉士・日本医療大学・大阪精神医療人権センター権利擁護システム研究会)
▼ベルギー、イギリス視察より
▽ベルギー視察から学んだこと~精神科医療が変わっていくために大切なこと~/弁護士 小山 操子
▽ベルギーの視察から感じたこと~物事の本質を考え、批判的に考えることの大切さ~/弁護士 佐々木 信夫
▽イギリスの精神保健制度視察の雑感/弁護士 佐藤 暁子
▽療養環境サポーター活動報告/阪和いずみ病院
▽療養環境サポーター活動報告/茨木病院
▽入院中の方の声
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