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人権センターニュース143【特集】個別相談ボランティア養成講座(2018年10月号)

2019.05.09 UP

 2018年7月21日、22日の2日間、個別相談ボランティア養成講座を開催しました。この養成講座には合計19名の方の参加があり、そのうち、現時点で11名(大阪府以外の方3名)の方が実際に個別相談活動を開始し、現在、私たちは、合計35名の体制で個別相談(手紙、電話及び面会)に対応しています。個別相談活動に参加している仲間は交通費の支給のみで、ボランティア(無償)でお願いしています。
 最近、「大阪府以外でも大阪精神医療人権センターのような活動ができないか?」、「養成講座では、どのようなことをしていますか?」という問い合わせが増えています。
 そこで、本ニュースでは、個別相談検討チームのメンバーの協力を得て、個別相談ボランティア養成講座の内容について特集します。

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【特集】個別相談ボランティア養成講座
▽なぜ、私たちは、入院中の方への個別相談(手紙、電話、面会)に取り組むのか?? 
▽人権とは~大阪精神医療人権センターの活動の本質~ 
▽精神科病院って、どんなところ? 
▽精神科病院における入院形態~任意入院と強制入院(措置入院・医療保護入院)~ 
▽精神科病院における行動制限~身体拘束、隔離、通信の制限~ 
▽入院している方から話をきくこと 
▽『退院できない理由』が誰の理由か考える
▽『いまの想い』vs.『支援者の言葉』 
▽退院できない理由を解決するために~①面会活動、②社会資源、③精神医療審査会(退院請求、処遇改善請求)によるアプローチ~
▽個別相談ボランティア養成講座に参加した方の感想
▽精神科の入院体験は本人の心に何をもたらすか(1)/原 昌平
▽療養環境サポーター活動報告/ねや川サナトリウム
▽療養環境サポーター活動報告/大阪医科大学附属病院
▽入院者の声

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現在、当センターの活動には、当事者、家族、看護師、PSW、OT、医師、弁護士、教員、 学識経験者、マスコミ関係者等の様々な立場の方が、世代を超えて参加しています。当センターは精神科病院に入院中の方々への個別相談や精神科病院への訪問活動、精神医療及び精神保健福祉分野への政策提言活動等を行っています。

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